今昔物語集の構文研究

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今昔物語集の構文研究

高橋敬一著

勉誠出版, 2018.3

タイトル読み

コンジャク モノガタリシュウ ノ コウブン ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

『今昔物語集』は、平安時代末期の言語を反映しているとされ、その文体・語彙・表記の特殊性から、日本語史研究における貴重な資料の一つである。その個別事例を丹念に読み解き、状態化アスペクト形式の定着、漢字片仮名交り文という表記法、話末形式句、仏教用語の受容といった、日本語の歴史を考える上で欠かすことのできない多数のトピックから、『今昔物語集』の構文を解き明かす。

目次

  • 第1部 文字・表記研究(今昔物語集の仮名書自立語と欠文;今昔物語集の漢字の用字法 ほか)
  • 第2部 構文研究(今昔物語集の助動詞の相互承接;今昔物語集の「テ侍リ」と「テ候フ」—アスペクト的性格の検討 ほか)
  • 第3部 用語・文体研究(今昔物語集の漢語サ変動詞;今昔物語集の漢語サ変動詞と和語動詞 ほか)
  • 第4部 『今昔物語抄』の本文研究(今昔物語集諸本との関係;今昔物語集異本との関係)

「BOOKデータベース」 より

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