イメージの前で : 美術史の目的への問い
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書誌事項
イメージの前で : 美術史の目的への問い
(叢書・ウニベルシタス, 971)
法政大学出版局, 2018.4
増補改訂版
- タイトル別名
-
Devant l'image : question posée aux fins d'une histoire de l'art
Confronting images, questioning the ends of a certain history of art
- タイトル読み
-
イメージ ノ マエ デ : ビジュツシ ノ モクテキ エノ トイ
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注記
原著 (Paris : Éditions de Minuit, c1990) の全訳に、同書英語版の序「悪魔祓い師」を増補したもの
英文タイトルは「第二版への訳者あとがき」による
あとがきには「第二版」、奥付の版表示には「増補版」とあり
内容説明・目次
内容説明
ルネサンス以降、美術史はいかなる知の言説として確立されたのか。ヴァザーリによる人文主義的美術史の発明から、パノフスキー的イコノロジーの成立にいたる美学の歴史を、フロイト的「徴候」への眼差しを通じて批判的に解体する“美術史の脱構築”。バタイユやヴァールブルクを継承し、独自のイメージ人類学を実践する美術史家の初期代表作に、英語版の序「悪魔祓い師」を増補して刊行!
目次
- 提起される問い
- 第1章 単なる実践の限界内における美術史
- 第2章 再生としての芸術そして理想的人間の不死性
- 第3章 単なる理性の限界内における美術史
- 第4章 裂け目としてのイメージそして受肉した神の死
- 補遺 細部という問題、面という問題
「BOOKデータベース」 より