太平洋の精神史 : ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ

書誌事項

太平洋の精神史 : ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ

小野俊太郎著

彩流社, 2018.4

タイトル別名

The cultural history of the Pacific Ocean : Gulliver to the Pacific Rim

太平洋の精神史 : ガリヴァーからパシフィックリムへ

タイトル読み

タイヘイヨウ ノ セイシンシ : ガリヴァー カラ『パシフィック・リム』エ

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注記

太平洋=平和の海など、幻想でしかない! 太平洋の持つ歴史的、文化史的意味を、「ガリヴァー旅行記」「白鯨」といった文学作品や、「ブラック・レイン」等の太平洋を挟んだ映画作品を通して読み解く。

主な参考文献: p316-323

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパの裏側にあり、食人種や奇怪な怪物の棲家として恐れられ、奴隷労働から核兵器までのあらゆる汚辱の舞台となってきた日米の間に広がる太平洋の持つ歴史的、文化史的意味を、文学や映画を通して読み解くトランスパシフィック文化論!

目次

  • はじめに 「平和の海」という幻想
  • 第1部 平和の海から争乱の海へ(スペインの海からガリヴァーの海へ;アメリカ合衆国と奇想の海;労働と漂流の太平洋;バカンスと楽園幻想)
  • 第2部 太平洋をはさんで対決する(進化と退化の島々—『キング・コング』『ジュラシック・パーク』『地獄の黙示録』;移民と経済戦争—『ダイ・ハード』と『ブラック・レイン』;戦争と怪獣の記憶—ゴジラ映画と『パシフィック・リム』)
  • おわりに 太平洋をめぐる想像力

「BOOKデータベース」 より

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