公開性の根源 : 秘密政治の系譜学

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公開性の根源 : 秘密政治の系譜学

大竹弘二著

太田出版, 2018.4

タイトル読み

コウカイセイ ノ コンゲン : ヒミツ セイジ ノ ケイフガク

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注記

人名索引: 巻末pi-viii

atプラス11号(2012年2月)〜19号(2014年2月)、atプラス23号(2015年2月)〜27号(2016年2月)に連載されたものに加筆修正し、序論・補論を書き下ろしたもの

内容説明・目次

内容説明

公開された情報そのものの真偽がわからなくなり、「ポスト真実」に政治が翻弄される現代。公開性とは何か。近代国家、近代政治の起源にまで遡り、今日における政治危機の本質を解明する。

目次

  • 序論 前室の権力
  • 第1部 例外状態としての近代—秘密と陰謀の政治学(主権vs統治;政治における秘密;陰謀、時間政治、コミュニケーションの秘密;例外状態と国家理性;偽装と隠蔽のバロック)
  • 第2部 主権者の憂鬱—代表的公共性の影と光(情念を統治する;バロック主権者の悲劇;バロック主権者の栄光;代表と民主主義)
  • 第3部 社会国家とその不安—官僚と非行者(書記の生、文書の世界;フランツ・カフカ、生権力の実務家;スパイ、ゲーム、秘密の戦争;統治の彼方の政治)
  • 補論 統治vsポピュリズム?

「BOOKデータベース」 より

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