小説は環流する : 漱石と鷗外、フィクションと音楽

書誌事項

小説は環流する : 漱石と鷗外、フィクションと音楽

山本亮介著

水声社, 2018.3

タイトル別名

小説は環流する : 漱石と鷗外フィクションと音楽

タイトル読み

ショウセツ ワ カンリュウ スル : ソウセキ ト オウガイ フィクション ト オンガク

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内容説明・目次

内容説明

小説は越境する、複数の世界を。漱石、鴎外から奥泉光、村上春樹、古川日出男、伊坂幸太郎らの作品をめぐる芸術理論的探究。

目次

  • 1(「吾輩は猫である」—「語り手」という動物;「心」—行為の主体/罪の主体;「明暗」—お延と漱石の不適切な関係;「うたかたの記」—初期鴎外の美学とヴァーグナー;「ヰタ・セクスアリス」—権力と主体;「青年」—小説における理想と現実)
  • 2(奥泉光「シューマンの指」—音楽の「隠喩」としてのメタミステリ小説;村上春樹「1Q84」、「色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年」—小説世界の音楽;古川日出男「南無ロックンロール二十一部経」—動物とロックンロール;文学という不遜、虚構の現在—奥泉光の戦場;闘争/暴力の描き方—現代小説ノート)

「BOOKデータベース」 より

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