苦難と心性 : イタリア・ルネサンス期の黒死病
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苦難と心性 : イタリア・ルネサンス期の黒死病
刀水書房, 2018.3
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イタリアの黒死病関係史料集
苦難と心性 : イタリアルネサンス期の黒死病
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クナン ト シンセイ : イタリア・ルネサンスキ ノ コクシビョウ
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布装
容赦なく襲い来る種々様々な災難に翻弄されたとき、人はどのように考え、どのように行動に出たか。中世末から近世までの4世紀間において人びとを苦しめたペストを中心に、苦難のあり方が歴史に及ぼす影響を論じる。
「イタリアの黒死病関係史料集」(刀水書房, 2017年刊) の姉妹編
参考文献: p493-521
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 序論 トレチェントの苦難(トレチェントの時代と危機;黒死病とは—その衝撃と原因)
- 第1部 黒死病による苦難を都市・農村のレベルから見る(黒死病による苦難の実態に迫る—総論的考察;イタリアの都市・農村の大黒死病の死亡率—各論的研究;地域研究の総括的展望—ベネディクトヴの見方に対する批判と評価)
- 第2部 ベストによる苦難と心性を個人のレベルから見る(人はベストにどのように対応したか—個人の生涯と心性から見る)
- 第3部 中近世の黒死病の形態—概観(イタリアの一五世紀の黒死病と中近世の黒死病)
- 第4部 ベストによる心性を都市政府のレベルから見る—一五世紀フィレンツェの立法・政策・判決に心性を読む(“峻厳な神”とペスト的心性の支配—総論的考察;ペスト的心性の対応をフィレンツェの法令・制度・判決に見る—各論的考察;結語)
- 付録
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