東日本大震災を教訓とした新たな共助社会の創造 : 国が4日目からの公助を保証すれば共助は機能する
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東日本大震災を教訓とした新たな共助社会の創造 : 国が4日目からの公助を保証すれば共助は機能する
(近代消防新書, 015)
近代消防社, 2018.3
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ヒガシニホン ダイシンサイ オ キョウクン ト シタ アラタナ キョウジョ シャカイ ノ ソウゾウ : クニ ガ 4カメ カラノ コウジョ オ ホショウ スレバ キョウジョ ワ キノウ スル
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参考文献: 巻末
Description and Table of Contents
Description
東日本大震災の被災者へのヒアリングによると、被災後の共助は十分には機能していなかった。そこで、大震災発生時等に、「4日目からの自衛隊等による公助」を国が保証することを提案したい。そうれば、「3日間は食糧と物資の自助」から「3日間は食糧と物質の自助・共助」へ転換することが出来る。そして、自衛隊が来た4日目以降の被災者支援は、炊き出し等による作業の支援に移行する。このような被災者への共助の在り方が描けるようになるだろう。
Table of Contents
- 第1章 グループヒアリング(地元からの「共助」はなかなか無い!—3日間は飲まず食わず、しかし隣の避難所ではデザートも;平常時のコミュニティ活動が共助につながった—初日から暖かい食事と布団が地域から ほか)
- 第2章 個別ヒアリング(Bさん モデル的な避難所は支援が豊富、しかし周辺からは支援が無かった。;Cさん 避難所で、妻が痴呆のためいられず行き場がなくなり、夫が… ほか)
- 第3章 より良い共助社会創造に向けて(3日間は食糧や物質の支援 国が保証すれば共助は機能する!;隣接避難所間共助 ほか)
- 第4章 応急仮設住宅までの避難生活のために(卒業式等の紅白の幕やカーテンの利用;様々な人が避難しているため、配慮と思いやりが必要 ほか)
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