はだかの起原 : 不適者は生きのびる
著者
書誌事項
はだかの起原 : 不適者は生きのびる
(講談社学術文庫, [2497])
講談社, 2018.5
- タイトル読み
-
ハダカ ノ キゲン : フテキシャ ワ イキノビル
大学図書館所蔵 件 / 全162件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原本: 2004年木楽舎刊
叢書番号はブックジャケットによる
引用・参考文献: p286-294
資料: p296-299
内容説明・目次
内容説明
「裸は適応的な進化だったはずがない」。では、ヒト科のただ一種だけの例外的な形質、生存の保温保水に圧倒的に不利な裸化は、なぜ、いつ起こったのか。同じく例外的に裸化した小型哺乳動物はそれぞれが独特の生態を身につけた。では、人類が獲得した生きのびるための術とは?自然淘汰説を超え、遺伝学・生物学などを参照しつつ現代人類の起原を探る。
目次
- ヒトの裸の皮膚は自然淘汰で生じたはずはない
- ダーウィンは変だ
- ダーウィンは裸の起原を解明できない
- 裸の獣
- 特別な裸の獣たち
- 裸体化仮説
- 人類海中起原説
- 突然変異による裸の出現と不適者の生存
- 火と家と着物と
- ネアンデルタールの家
- 裸の人類はどこで、いつ出現したのか?
- 重複する不適形質を逆転する鍵は?
- おわりに—アンタナナリヴ、二〇〇三年夏
「BOOKデータベース」 より