国文学とナショナリズム : 沼波瓊音、三井甲之、久松潜一、政治的文学者たちの学問と思想

Author(s)

Bibliographic Information

国文学とナショナリズム : 沼波瓊音、三井甲之、久松潜一、政治的文学者たちの学問と思想

木下宏一著

三元社, 2018.4

Other Title

国文学とナショナリズム : 沼波瓊音三井甲之久松潜一政治的文学者たちの学問と思想

Title Transcription

コクブンガク ト ナショナリズム : ヌナミ ケイオン ミツイ コウシ ヒサマツ センイチ セイジテキ ブンガクシャ タチ ノ ガクモン ト シソウ

Available at  / 56 libraries

Description and Table of Contents

Description

近代国家体制において「国文学」はいかに「国家ノ須用ニ応スル学術技芸」（「帝国大学令」第一条）たらんとしたか。明治・大正期の東京帝国大学で国文を専修した三人の政治的文学者たちの学問的・思想的展開を跡づけ、近代学問としての国文学と近代思想としてのナショナリズムがダイレクトに接近・融合し、各々の「新国学」へと昇華されていく様態を通時的に明らかにする。

Table of Contents

  • 第１章　沼波瓊音の学問と思想（個人から全体への道程；国文学的ナショナリズムの萌芽）
  • 第２章　三井甲之の学問と思想（反漱石とヴント心理学の受容；親鸞思想の特異的受容；三井流国学の思想）
  • 第３章　久松潜一の学問と思想
  • 総論

by "BOOK database"

Details

Page Top