潮州人 : 華人移民のエスニシティと文化をめぐる歴史人類学

書誌事項

潮州人 : 華人移民のエスニシティと文化をめぐる歴史人類学

志賀市子編

風響社, 2018.2

タイトル読み

チョウシュウジン : カジン イミン ノ エスニシティ ト ブンカ オ メグル レキシ ジンルイガク

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

広東省の潮州・汕頭地域にルーツを持つ彼らは、華僑・華人を代表する言語集団の一つとして、世界に活動の場を広げている。本書は、移民する彼らの動態と文化の変容を各地の事例から報告し、「潮州人とはだれか」に迫る、初の論著である。

目次

  • まえがき—潮州人とはだれか
  • 「潮州人」のエスニシティと文化をめぐって
  • 第1部 中国、台湾(宣教師が見た一九世紀の潮州人;外の世界—一八五〇年から一九五〇年の潮汕における移民母村の女性;台湾南部の潮州系移民をめぐるエスニック関係—陳氏一族の社会的経験)
  • 第2部 香港、東南アジア(潮州の「念仏社」とその儀礼文化—香港及びタイへの伝播と継承;潮州系善堂における経楽サービスとそのネットワーク—マレーシアとシンガポールを中心に;ベトナムの潮州人宗教結社—ホーチミン市とメコンデルタ;タイ現代史の中の潮州系善堂—華僑報徳善堂の発展と適応;海外華人宗教の文化適応—タイ国の徳教における「白雲師尊」像の変化を事例として;功徳がとりもつ潮州善堂とタイ仏教—泰国義徳善堂の事例を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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