イクメンじゃない「父親の子育て」 : 現代日本における父親の男らしさと「ケアとしての子育て」

書誌事項

イクメンじゃない「父親の子育て」 : 現代日本における父親の男らしさと「ケアとしての子育て」

巽真理子著

晃洋書房, 2018.5

タイトル別名

父親の子育て再考 : ケアとしての子育てと現代日本の男らしさ

イクメンじゃない父親の子育て : 現代日本における父親の男らしさとケアとしての子育て

タイトル読み

イクメン ジャ ナイ「チチオヤ ノ コソダテ」 : ゲンダイ ニホン ニオケル チチオヤ ノ オトコラシサ ト「ケア トシテノ コソダテ」

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注記

引用文献: 巻末p3-12

索引: 巻末p1-2

2016年に大阪府立大学大学院人間社会学研究科に提出した学位論文「父親の子育て再考 : ケアとしての子育てと現代日本の男らしさ」を元に執筆したもの

内容説明・目次

内容説明

子育てする父親だけど、イクメンじゃない?!イクメンがもてはやされる現代日本において、父親が子育てに関わりづらいのは、長時間労働だけが原因なのだろうか?本書では「男らしさ」と「ケアとしての子育て」という観点から、父親の子育てをメディア(育児雑誌、厚生労働省ホームページ)や父親へのインタビュー調査より分析し、イクメンとは異なる、父親の子育てへの新しいまなざしを示す。

目次

  • 第1章 「父親の子育て」再考—“ケアとしての子育て”と男らしさのジレンマ(日本の「父親の子育て」政策;「父親の子育て」に関する研究 ほか)
  • 第2章 育児雑誌における父親像と性別役割分業(雑誌における男性像と父親像—先行研究と本章の分析視点;『たまごクラブ』『ひよこクラブ』の父親コーナー—調査方法と分析対象誌の特徴 ほか)
  • 第3章 公私領域と「父親の子育て」—イクメンプロジェクト(厚生労働省)ホームページの父親の育児体験談から(分析枠組「公私領域と性別役割分業の相互作用モデル」;イクメン宣言をする父親たち—調査方法と分析対象者の特徴 ほか)
  • 第4章 「父親の子育て」と公私領域のジェンダー規範—インタビュー・データから(ジェンダー規範の大きな変化を経験した父親たち—調査方法と分析対象者の特徴;「父親の子育て」の現状—分析対象者の共通点と相違点 ほか)
  • 終章 「父親の子育て」から“ケアとしての子育て”へ(「父親の子育て」における“ケアとしての子育て”とジェンダー規範とのジレンマ;ケアを基盤とした社会を目指して)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB26187531
  • ISBN
    • 9784771030350
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 181, 12p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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