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洞察の起源 : 動物からヒトへ、状況を理解し他者を読む心の進化

リチャード・W. バーン著 ; 小山高正, 田淵朋香, 小山久美子訳

新曜社, 2018.5

タイトル別名

Evolving insight

洞察の起源 : 動物からヒトへ状況を理解し他者を読む心の進化

タイトル読み

ドウサツ ノ キゲン : ドウブツ カラ ヒト エ、ジョウキョウ オ リカイ シ タシャ オ ヨム ココロ ノ シンカ

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注記

原著 (Oxford University Press, 2016) の日本語訳

文献: 巻末p9-34

内容説明・目次

内容説明

ヒトも毎日の生活で、類人猿やその他の動物と同じ種類の洞察を用いている。ものごとや他者を理解する能力は、言語に先だって、手を用いた活動の中で始まった!それはいかにしてか。ヒトの認知が他の動物よりもはるかに進んでいるのはなぜか。比較認知科学の証拠から解き明かす、洞察する能力の進化。

目次

  • はじめに—洞察とは何か、なぜその進化に関心をもつのか?
  • なぜ動物は認知的なのか—動物行動を認知的に説明する必要性
  • はじまりは音声だった—サル類と類人猿の音声コミュニケーション
  • 大型類人猿における身振りコミュニケーション—意図して特定の受け手に向ける
  • 他者の理解—他者が見るもの、知っていることへの反応
  • 社会の複雑さと脳
  • 他者からの学習—文化的知性?
  • 心の理論—他者が世界についてどう考えているかを理解する
  • かなめの論点—社会的能力から技術的能力へ
  • 物理的世界についての知識〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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