ゲノム編集と細胞政治の誕生

書誌事項

ゲノム編集と細胞政治の誕生

粥川準二著

青土社, 2018.6

タイトル別名

Genome editing and the birth of cell-politics

タイトル読み

ゲノム ヘンシュウ ト サイボウ セイジ ノ タンジョウ

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注記

ブックガイド: p247-253

内容説明・目次

内容説明

“iPS細胞”と“ゲノム編集”の時代に、本当に必要な生命倫理とは?細胞生物学者たちが「倫理規制」に積極的で、生命倫理学者たちが「規制緩和」に積極的に見える「奇妙なねじれ」、その裏に見え隠れしている思惑とは何か。偶発的な「動物のヒト化」など、人間と非‐人間のあいだに横たわるグレーゾーンの増大と、いままさに引かれようとしている新たな「生の線引き」に対して、私たちに何ができるのか。

目次

  • 細胞政治の誕生—HeLa細胞とヘンリエッタ・ラックス
  • 第1部 人工細胞と人間のインタラクション(iPS細胞には倫理的な問題はない…か?;STAP細胞事件が忘却させたこと;一四日ルール再訪?—ヒト胚研究の倫理的条件をめぐって)
  • 第2部 ゲノム編集時代のエチカ(奇妙なねじれ—“人間での生殖細胞系ゲノム編集”をめぐる賛否両論から;生殖細胞系ゲノム編集とメディカルツーリズム;国境を越える“リスクの外注”—ミトコンドリア置換を一例として)

「BOOKデータベース」 より

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