『発心集』と中世文学 : 主体とことば
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書誌事項
『発心集』と中世文学 : 主体とことば
(研究叢書, 501)
和泉書院, 2018.6
- タイトル別名
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発心集と中世文学 : 主体とことば
- タイトル読み
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ホッシンシュウ ト チュウセイ ブンガク : シュタイ ト コトバ
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内容説明・目次
内容説明
第1部:おもに説話集を編纂する主体に関する研究であり、長期間にわたり発表してきた『発心集』論をあらためて補筆体系化した九章に、『十訓抄』論二編を加えて構成。第2部:語と表現の解釈に関する問題をおもに取り上げ、発表時に反響の大きかった副詞的「あやまりて」についての論を再構成して収録したほか、『方丈記』、西行などに関する論考を収める。
目次
- 第1部 説話集と編者主体(『発心集』巻一・巻二の展開—思索の表現としての説話配列;袈裟と琵琶—社寺宝物伝承と『発心集』編者の関心;『発心集』の思想的核心—往生の条件;『発心集』の法華読誦仙人譚から—編者の関心と説話配列;恩義と信義への関心—『発心集』増補の可能性との関係において ほか)
- 第2部 ことば、こと、もの—読解のために(副詞の「あやまりて」—『宇治拾遺物語』『平家物語』の語彙から;「夢見」と「議勢」—『平家物語』の語彙から;「霞」と反照—藤原家良歌の「ほてり」など;「ふるさと」と「ふるや」—『方丈記』の和歌的修辞;外山と音羽山—『方丈記』の修辞と歌枕 ほか)
「BOOKデータベース」 より