冷戦と開発 : 自立経済建設をめぐる1950年代米韓関係

書誌事項

冷戦と開発 : 自立経済建設をめぐる1950年代米韓関係

高賢来著

法政大学出版局, 2018.6

タイトル読み

レイセン ト カイハツ : ジリツ ケイザイ ケンセツ オ メグル 1950ネンダイ ベイカン カンケイ

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注記

博士論文「1950年代における韓国経済発展の初期条件の形成 : アイゼンハワー政権の同盟国に対する経済開発重視政策と米韓関係」(東京大学, 2017年度) を加筆修正したもの

参考文献: p353-376

内容説明・目次

内容説明

第二次大戦終結後から今日にいたる韓国経済の基本的構造は、1950年代の米国・アイゼンハワー政権および李承晩政権下の政策協議に由来する。60年代以降の国家資本主義的な開発国家化のなかで本格化した、重化学工業建設を重視する輸出向上の経済がいかに実現したのか、当時の米韓の政治外交文書や回顧録、各種刊行物をはじめとする膨大な資料を調査して跡づける労作。

目次

  • 序章 韓国経済発展史における1950年代の位置づけと米韓関係
  • 第1章 朝鮮戦争後米国の対外経済政策と李承晩政権の自立型経済建設
  • 第2章 1956年大統領選挙と経済発展の模索
  • 第3章 韓国における政治的混乱と経済的小康状態
  • 第4章 李承晩政権末期の混乱と経済開発の模索
  • 第5章 4月革命と米国の対韓政策
  • 第6章 アイゼンハワー政権の台湾に対する経済開発重視政策
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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