明日の前に : 後成説と合理性
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書誌事項
明日の前に : 後成説と合理性
人文書院, 2018.6
- タイトル別名
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Avant demain : épigenèse et rationalité
明日の前に : 後成説と合理性
- タイトル読み
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アス ノ マエ ニ : コウセイセツ ト ゴウリセイ
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注記
参考文献: p351-358
内容説明・目次
内容説明
カント以降の哲学を相関主義として剔抉し、哲学の“明日”へ向かったメイヤスーに対し、現代生物学の知見を参照しつつカント哲学の読み直しを試みた注目作。理性のあらゆる経験に先立つとされるアプリオリなものは、もはや役立たずの概念なのか。遺伝子の環境のかかわりを探求するエピジェネティクスを手掛かりに、カントに、そして肖学そのものに新たな力を賦活する。
目次
- 『純粋理性批判』のパラグラフ57
- 懐疑的態度におちいるカント読解
- 発生と後成的作用の差異
- カントの「最小の前成説」
- 胚、種、種子
- 「新懐疑論」的テーゼとその進化
- 後成説からエピジェネティクスへ
- 暗号から書物へ
- 還元しがたきフーコー
- 時間、まったき問い〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より