日中戦争 : 前線と銃後
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日中戦争 : 前線と銃後
(講談社学術文庫, [2518])
講談社, 2018.7
- Other Title
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日中戦争下の日本
- Title Transcription
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ニッチュウ センソウ : ゼンセン ト ジュウゴ
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Note
原本は2007年に講談社より刊行
参考文献: p256-260
関連年表: p262-264
索引: p271-275
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
「昭和デモクラシー」が進展する一九三七年七月、盧溝橋で意図なくして戦端は開かれた。際限なく拡大する戦争に、労働者も農民も地位向上の希望を賭け、兵士たちは国家改造の夢を託す。そして新たな政治を求める国民の熱が大政翼賛会を生み出した。多彩な史料から戦時下日本のリアリティを生々しく甦らせ、“あの戦争は何だったのか”を鋭く追究する。
Table of Contents
- 1章 兵士たちの見た銃後(銃後の退廃;慰問袋のゆくえ;祖国の再興を求めて)
- 2章 戦場のデモクラシー(他者理解の視点;立ち上がる「文化戦士」たち;新しい文化の創造)
- 3章 戦場から国家を改造する(文化工作による国家の改造;政党政治への期待;社会的な底辺の拡大)
- 4章 失われた可能性(デモクラシーとしての大政翼賛会;大政翼賛会の現実;日中戦争の末路)
- 5章 「神の国」の滅亡(日本主義の盛衰;「神の国」のモラル;戦争のなかの最後)
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