医療経済の嘘
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医療経済の嘘
(ポプラ新書, 152)
ポプラ社, 2018.6
- タイトル読み
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イリョウ ケイザイ ノ ウソ
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内容説明・目次
内容説明
財政破綻後の夕張に医師として赴任した著者は、夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。その後、夕張および全国のデータさらに医療経済学的知見から見えてきたのは、医療経済の拡大が必ずしも健康と比例しない現実であった。医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
目次
- 第1章 なぜ高い医療費を払っても健康にならないのか?(なぜ病床数が削減されるのか;都道府県によって1人あたりの入院医療費に倍以上の差がある現状 ほか)
- 第2章 病院ゼロ、高齢化率日本一の夕張市で起こったこと(夕張の地域社会について;「きずな貯金」の大切さ ほか)
- 第3章 人口10人・高齢化率100%の集落から見た新しい医療のあり方(人口10人・高齢化率100%の集落「死ぬまでここにいたい」と笑顔の理由;高齢化率100%の集落に住む住民の「幸福」とは ほか)
- 第4章 医療市場の不都合な真実(終末期医療の世界には正解がない?;胃ろうを勧める・勧めない医療側の事情 ほか)
- 終章 みんなが幸せに暮らせる「本当の医療」とは(日本の医療の歴史;「病院の世紀」における医療 ほか)
「BOOKデータベース」 より