一度太るとなぜ痩せにくい? : 食欲と肥満の科学
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書誌事項
一度太るとなぜ痩せにくい? : 食欲と肥満の科学
(光文社新書, 958)
光文社, 2018.7
- タイトル読み
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イチド フトルト ナゼ ヤセニクイ : ショクヨク ト ヒマン ノ カガク
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注記
参考文献: p280-282
内容説明・目次
内容説明
「太るのはイヤ」と思っている人は多い。また、一度太るとなかなか痩せられないと実感している方も多いのではないだろうか。いつか痩せると思って昔の洋服をとっておいても、結局、着ることができないといった…。肥満そのものは病気ではない。しかし、糖尿病や高血圧、高脂血症を始め、肥満は様々な疾患の原因になっているだけでなく、心筋梗塞や脳卒中など、死と隣り合わせの重篤な疾患を引き起こす。そして現在、日本や世界では、「健康を損なう肥満」が蔓延しつつある。本書では、基礎生物学の研究者が最新の知見を紹介。肥満が引き起こされる仕組み、美味しいものが認識される仕組み、食欲が生み出される仕組みなどを明らかにしながら、私たちが健康に生きるためのヒントを提示する。
目次
- 第1章 太るとなぜ病気になるのか?(肥満とは何か;増え続ける肥満 ほか)
- 第2章 美味しさを感じる仕組み(美味しさの研究とは;味を感じる仕組み ほか)
- 第3章 食欲が生まれる仕組み(恒常性の食欲と快楽性の食欲;レプチンが恒常性の食欲をコントロールする ほか)
- 第4章 美味しさを支配しよう(砂糖と脂肪の危険な誘惑;人類は砂糖に支配されている ほか)
「BOOKデータベース」 より