殺人に至る「病」 : 精神科医の臨床報告
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殺人に至る「病」 : 精神科医の臨床報告
(ベスト新書, 581)
ベストセラーズ, 2018.6
- タイトル別名
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殺人に至る病 : 精神科医の臨床報告
- タイトル読み
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サツジン ニ イタル ヤマイ : セイシンカイ ノ リンショウ ホウコク
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内容説明・目次
内容説明
精神科医である著者は、「狂気と正常の間に、厳密な境界線は存在しない」と語る。その濃淡の領域にいる人間が、陰惨な事件の実行犯となるとき、心の中では何が起きているのか?多くの友人から慕われた東大生が、サリンを撒き集団殺戮の実行犯となったり、ひょうきんだった子供が精神病に罹患し、幻聴の末近所の人を刺殺した事件の真相をドキュメントで追う。さらに、精神鑑定にたずさわる著者が分析する、通り魔となった知的障害者の責任能力とは。一見普通の人が残酷な事件を起こす不気味さに迫り、悪とは何かを考察する。
目次
- 第1章 不寛容という悪(悪とは何か;主演女優へのバッシング ほか)
- 第2章 精神病質(精神病質とは;サイコパスは精神的な奇形 ほか)
- 第3章 狂気か悪か(狂気を認めない精神科医;精神疾患と暴力 ほか)
- 第4章 通り魔(無秩序型の殺人鬼;一見善良そうな犯人 ほか)
- 第5章 カルト宗教と犯罪(サリンはいかに撒かれたか;東大卒の実行犯 ほか)
「BOOKデータベース」 より