日本語オペラの誕生 : 鴎外・逍遙から浅草オペラまで
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書誌事項
日本語オペラの誕生 : 鴎外・逍遙から浅草オペラまで
森話社, 2018.7
- タイトル別名
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鴎外逍遙から浅草オペラまで
- タイトル読み
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ニホンゴ オペラ ノ タンジョウ : オウガイ・ショウヨウ カラ アサクサ オペラ マデ
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注記
参考文献一覧: p489-519
略年譜: p520-527
東京大学大学院総合文化研究科に提出し、平成29年4月に学位(博士(学術))授与を認められた博士論文「叙景、叙事、叙情の歌 : オペラの受容と日本語音楽劇の近代」をもとに加筆・修正を行ったもの(あとがきによる)
索引: p533-543
内容説明・目次
内容説明
オペラへの野心が感じられる鴎外・逍遙の戯曲から、帝劇歌劇部を経て、お伽歌劇や浅草オペラに至るまで—。試行錯誤の中から誕生した和洋折衷の「日本語オペラ」の実態を、台本の精読をとおして明らかにする。
目次
- 第1部 物語る声は誰のものか—東西の戯曲形式の狭間で(オペラが目指されなかった時代—演劇改良論から新劇運動まで;二つの浦島劇—森鴎外『玉篋両浦嶼』と坪内逍遙『新曲浦島』;オペラと歌舞伎と「叙事唱歌」の距離—北村季晴『露営の夢』)
- 第2部 音楽劇は何を物語るべきか、何を物語れるのか(日本人による初期の歌劇上演;帝国劇場の試行錯誤;帝劇歌劇部の達成したもの)
- 第3部 歌とセリフは、それぞれ何を物語るのか(実験の場としての「お伽歌劇」;レコードになったお伽歌劇;浅草オペラ—観客の支持した新しい音楽劇)
「BOOKデータベース」 より