Bibliographic Information

落語-哲学

中村昇著

亜紀書房, 2018.8

Other Title

落語哲学

Title Transcription

ラクゴ テツガク

Available at  / 95 libraries

Note

ウェブマガジン「あき地」(2016年9月-2018年4月)に連載していた「落語で哲学」を改題、『付録』を書き下ろしてまとめたもの

Description and Table of Contents

Description

ウィトゲンシュタインさんと落語を探検!「粗忽長屋」は“私とは何か”という謎をめぐる物語であり、「堀の内」は“笑いの本質”についての深淵な哲学書。そして「芝浜」には、“わたしたちの世界は夢ではないのか”というテーマが隠されていた…

Table of Contents

  • 「業の肯定」から「業の否定」へ 不条理からの解放—「柳田格之進」
  • 笑いの破壊力 非合理という故郷—「堀の内」
  • この世は夢ではないのか(1)多世界解釈と可能世界—「芝浜」
  • この世は夢ではないのか(2)眠りと海と酒—「鼠穴」「芝浜」
  • 「私」とはなにか(1)私と世界—「粗忽長屋」
  • 「私」とはなにか(2)二人の私—「粗忽長屋」
  • 「私」とはなにか(3)イヌであるとはどのようなことか—「元犬」
  • 「顔」について 善悪の彼方へ—「一眼国」
  • 恋愛とみかん(1)固有名詞に恋をする—「崇徳院」
  • 恋愛とみかん(2)結晶作用—「崇徳院」
  • 恋愛とみかん(3)恋の三角形—「お直し」
  • 恋愛とみかん(4)果物超越譚—「千両みかん」
  • 死について(1)輪廻する魂—「もう半分」
  • 死について(2)一人称の死—「死神」
  • 死について(3)幽霊のいる場所—「三年目」
  • 死について(4)パラドックスとブラックホール—「あたま山」

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BB26611816
  • ISBN
    • 9784750515502
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    270p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top