落語-哲学
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落語-哲学
亜紀書房, 2018.8
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落語哲学
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ラクゴ テツガク
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Note
ウェブマガジン「あき地」(2016年9月-2018年4月)に連載していた「落語で哲学」を改題、『付録』を書き下ろしてまとめたもの
Description and Table of Contents
Description
ウィトゲンシュタインさんと落語を探検!「粗忽長屋」は“私とは何か”という謎をめぐる物語であり、「堀の内」は“笑いの本質”についての深淵な哲学書。そして「芝浜」には、“わたしたちの世界は夢ではないのか”というテーマが隠されていた…
Table of Contents
- 「業の肯定」から「業の否定」へ 不条理からの解放—「柳田格之進」
- 笑いの破壊力 非合理という故郷—「堀の内」
- この世は夢ではないのか(1)多世界解釈と可能世界—「芝浜」
- この世は夢ではないのか(2)眠りと海と酒—「鼠穴」「芝浜」
- 「私」とはなにか(1)私と世界—「粗忽長屋」
- 「私」とはなにか(2)二人の私—「粗忽長屋」
- 「私」とはなにか(3)イヌであるとはどのようなことか—「元犬」
- 「顔」について 善悪の彼方へ—「一眼国」
- 恋愛とみかん(1)固有名詞に恋をする—「崇徳院」
- 恋愛とみかん(2)結晶作用—「崇徳院」
- 恋愛とみかん(3)恋の三角形—「お直し」
- 恋愛とみかん(4)果物超越譚—「千両みかん」
- 死について(1)輪廻する魂—「もう半分」
- 死について(2)一人称の死—「死神」
- 死について(3)幽霊のいる場所—「三年目」
- 死について(4)パラドックスとブラックホール—「あたま山」
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