「碧巌録」を読む
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「碧巌録」を読む
(岩波現代文庫, 学術 ; G387)
岩波書店, 2018.8
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碧巌録を読む
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ヘキガンロク オ ヨム
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現代語訳で読める禅語録: p266-268
1998.7刊の岩波セミナーブックスの文庫化
Description and Table of Contents
Description
『碧巌録』とは、北宋初期の雪竇重顕が古則百則に対して頌をつけた公案集に、北宋晩期の圜悟克勤が垂示・著語・評唱を加えた禅の教本である。「宗門第一の書」と称され、日本の禅にも多大な影響をあたえた。重層的な構造わ有する禅教本の最高峰を、本書では、言語による言語の解体行為という視点から、精緻に読み解いて行く。読者を巻き込みながら自在に展開する「文字禅」の世界とは何か。その魅力を平易に伝える画期的な入門書。
Table of Contents
- 第1講 禅の根本問題(『碧巌録』というテキスト;達磨、武帝をやりこめる(第一則) ほか)
- 第2講 禅の言語論(言語における意味の剥奪;趙州の最高の道(第二則) ほか)
- 第3講 禅の存在論(言語と存在;露呈する世界 ほか)
- 第4講 禅の人間論(禅における主体と自由;禅における他者 ほか)
- 補講 改めて『碧巌録』を読む
- 付録(『碧巌録』全一〇〇則標題・登場人物一覧;現代語訳で読める禅語録)
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