文化の枢軸 : 戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ
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書誌事項
文化の枢軸 : 戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ
九州大学出版会, 2018.9
- タイトル別名
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文化の枢軸 : 戦前日本の文化外交とナチドイツ
- タイトル読み
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ブンカ ノ スウジク : センゼン ニホン ノ ブンカ ガイコウ ト ナチ・ドイツ
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注記
博士論文 (横浜市立大学, 2013年度) に加筆・修正を加えたもの
史料・参考文献: 巻末p6-23
内容説明・目次
内容説明
国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。
目次
- 序章 問題の所在と先行研究
- 第1章 日本外務省の文化協定政策—一九三〇年代後半における
- 第2章 日独文化協定の成立—一九三八年までの状況
- 第3章 外務省文化事業部の対独文化事業政策方針一九三八‐四〇年—日独文化協定の執行過程(1)
- 第4章 日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議一九三九‐四二年—日独文化協定の執行過程(2)
- 第5章 「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」一九四三‐四四年—日独文化協定の執行過程(3)
- 終章 砂の上の同盟
「BOOKデータベース」 より