カント批判 : 『純粋理性批判』の論理を問う Critique of Kant : the logic of the critique of pure reason, reconsidered

書誌事項

カント批判 : 『純粋理性批判』の論理を問う = Critique of Kant : the logic of the critique of pure reason, reconsidered

冨田恭彦著

勁草書房, 2018.8

タイトル別名

カント批判 : 純粋理性批判の論理を問う

タイトル読み

カント ヒハン : ジュンスイ リセイ ヒハン ノ ロンリ オ トウ

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内容説明・目次

内容説明

「時代の子」としてのカント。その実像とは—カントの超越論的観念論を17〜18世紀の精神史の流れの中で捉え直し、明証必然的な理論を標榜しつつも、実は自然科学の知見を密かな基盤としていたことを明らかにする。

目次

  • 第1章 「独断のまどろみ」からの不可解な「覚醒」—「唯一の原理」への奇妙な道筋
  • 第2章 ロックの反生得説とカントの胚芽生得説—カントが言うほどカントとロックは違うのか?
  • 第3章 カントはロックとヒュームを超えられたのか?—アプリオリ化の実像
  • 第4章 そもそも「演繹」は必要だったのか?—自身の「経験」概念の絶対化
  • 第5章 判断とカテゴリーの恣意的な扱い—カントの隠れ自然主義
  • 第6章 空間の観念化とその代償—議論の浅さとその不整合の意味するもの

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB26721031
  • ISBN
    • 9784326154562
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xix, 261, xp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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