「外国人嫁」の台湾 : グローバリゼーションに向き合う女性と男性

書誌事項

「外国人嫁」の台湾 : グローバリゼーションに向き合う女性と男性

夏暁鵑著 ; 前野清太朗訳

(台湾学術文化研究叢書)

東方書店 (発売), 2018.8

タイトル別名

流離尋岸 : 資本國際化下的「外籍新娘」現象

外国人嫁の台湾 : グローバリゼーションに向き合う女性と男性

タイトル読み

ガイコクジンヨメ ノ タイワン : グローバリゼーション ニ ムキアウ ジョセイ ト ダンセイ

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注記

原著 (《台灣社會研究》雜誌社, 2002) の翻訳

参考文献: p375-391

内容説明・目次

内容説明

東南アジアから台湾へやってくる「外国人嫁」たち。本書は90年代台湾に流布していた「定説」—結婚できない台湾農村部の男性と貧しい低開発国の女性の結婚は「社会問題」である—へ当事者・行政側へのインタビュー、新聞・テレビ報道の分析を通じて挑んだ著作である。「外国人嫁」を対象にした研究は、やがてグローバリゼーションのなかに生きる著者自らの人生へとリンクし、「外国人嫁」の自立と台湾社会そのものの変容をめざす「実践式研究」となった。

目次

  • 第1章 イントロダクション—物語・伝記・学術・実践
  • 第2章 探索への道
  • 第3章 真実の社会的構築—公的理解の構築
  • 第4章 真実の社会的構築—アイデンティティの構築
  • 第5章 真実の社会的構築—マスメディアによる構築
  • 第6章 資本のグローバル化と商品化された国際結婚
  • 第7章 識字の教室、姉妹の教室
  • 第8章 課題・情勢・展望
  • 日本語版のための補章

「BOOKデータベース」 より

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