高村光太郎
著者
書誌事項
高村光太郎
(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)
清水書院, 2018.4
- : 新装版
- タイトル読み
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タカムラ コウタロウ
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注記
背と表紙の責任表示: 福田清人編, 堀江信男著
高村光太郎の肖像あり
年譜: p206-210
参考文献: p211
内容説明・目次
内容説明
高村光太郎は、詩人としても、彫刻家としても一流だった。かれは伝統的な日本の精神的風土の中に成長し、若くしてアメリカ、イギリス、フランスの生活を経験し、独自の近代的自我を確立する。しかし日本の社会は、多く封建的な制度や道徳を残していて、かれをいれなかった。かれは自我を生きようとしてあらゆる旧体制と衝突した。ある場合には、それはデカダンのかたちとなって現れる。デカダン、智恵子との恋愛、結婚、彼女の発病、死、そして太平洋戦争、敗戦、東北の山小屋での七年におよぶ生活と、七十四年のその一生は、いつも自ら進むべき道を求め、妥協することのなかった偉大な生涯だった。『道程』『智恵子抄』『典型』などの詩篇は、いつの時代にも、青春の日の貴重な糧となるであろう。
目次
- 第1編 高村光太郎の生涯(宿命;ヨーロッパ留学;美に生きる;智恵子の死;モニュマン)
- 第2編 作品と解説(詩人光太郎の誕生;道程;雨にうたるるカテドラル;猛獣篇;智恵子抄;典型)
「BOOKデータベース」 より