反ヘイト・反新自由主義の批評精神 : いま読まれるべき「文学」とは何か

書誌事項

反ヘイト・反新自由主義の批評精神 : いま読まれるべき「文学」とは何か

岡和田晃著

寿郎社, 2018.8

タイトル別名

反ヘイト反新自由主義の批評精神 : いま読まれるべき文学とは何か

タイトル読み

ハン ヘイト・ハン シン ジユウ シュギ ノ ヒヒョウ セイシン : イマ ヨマレルベキ「ブンガク」トワ ナニ カ

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内容説明・目次

内容説明

“批評”は停滞と閉塞を打ち破る。アイヌ民族・沖縄・原発などをめぐってSNSで欺瞞がはびこり、「極右」「オタク(萌え)」「スピリチュアル」な言説がもてはやされるなかで、気鋭の文芸批評家が放った渾身の“一矢”。

目次

  • 1 ネオリベラリズムに抗する批評精神(真空の開拓者—大江健三郎の「後期の仕事」;「核時代の想像力」と子どもの「民話」—『はだしのゲン』への助太刀レポート ほか)
  • 2 ネオリベラリズムを超克する思弁的文学(青木淳悟—ネオリベ時代の新しい小説;「饒舌なスフィンクス」からの挑戦状—青木淳悟『匿名芸術家』 ほか)
  • 3 北方文学の探求、アイヌ民族否定論との戦い(小熊秀雄を読む老作家・向井豊昭を読む;夷を微かに希うこと—向井豊昭と木村友祐 ほか)
  • 4 沖縄、そして世界の再地図化へ(沖縄の英文学者・米須興文の「二つの異なった視点」—主に『ベン・ブルベンの丘をめざして』収録文から考える;移動と語りの重ね書きによる世界の再地図化—宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』)

「BOOKデータベース」 より

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