イエズス会の歴史
著者
書誌事項
イエズス会の歴史
(中公文庫, [ハ-17-1],
中央公論新社, 2018.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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A history of the society of Jesus
- タイトル読み
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イエズスカイ ノ レキシ
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注記
原著第2版改訂最新版の翻訳
原書房2004年刊の改訳, 文献補追
監修: 上智大学中世思想研究所
参考文献あり
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122066434
内容説明
イエズス会は近代初頭に誕生したカトリック教会の修道会である。激動の近代史に巨大な足跡を遺し、いまなお世界中で活動する。本書は会の歴史全体を各時代・各地域を通して包括的に詳述する決定版である。上巻は、イグナティウス・デ・ロヨラによるパリでの会の発足から一七世紀後半まで、西洋諸国の歩みと深く関わる会の展開を描く。
目次
- 第1章 創立者とその遺産(若きイグナティウス・デ・ロヨラ;パリとローマでの日々 ほか)
- 第2章 地平の絶え間なき拡大(一五五六‐八〇年)(総長たち;イタリア ほか)
- 第3章 急速な発展と新たな取り組み(一五八〇‐一六一五年)(総長クラウディオ・アクアヴィヴァ;イエズス会の教育制度 ほか)
- 第4章 政治・文化の新たな覇権国家からの挑戦(一六一五‐八七年)(総長たち;イタリア ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122066441
内容説明
「教会」対「啓蒙主義」。一七世紀後半のヨーロッパで、その精神史上最大の闘いが始まる。啓蒙思想家たちによる攻撃に晒されつつも、イエズス会は発展を続けるが、一八世紀半ばの弾圧で一時は教皇から解散を命じられた。海外宣教と近代教育に専心し、学問研究や芸術にも大きく貢献した会は、日本との関わりも深い。詳細な文献表、注、索引を付す。
目次
- 第5章 理性の時代との対峙(一六八七‐一七五七年)(総長たち;イタリア ほか)
- 第6章 追放、弾圧、復興(一七五七‐一八一四年)(総長ロレンツォ・リッチ;ポルトガル ほか)
- 第7章 新たな政治的・社会的環境と植民地世界への適応(一八一四‐一九一四年)(総長たち;イタリア ほか)
- 第8章 二〇世紀(総長;第三一回総会 ほか)
- 追補 最近の発展(一九八五‐二〇〇〇年)
「BOOKデータベース」 より