老いと孤独の作法
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老いと孤独の作法
(中公新書ラクレ, 633)
中央公論新社, 2018.10
- タイトル読み
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オイ ト コドク ノ サホウ
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内容説明・目次
内容説明
人口減少社会、高齢社会を迎えたいまこそ、人間の教養として、「一人で生きること」の積極的な意味と価値を見直すべきときではないか。歴史を振り返れば、この国には老いと孤独を楽しむ豊かな教養の伝統が脈打っていることに気づくだろう。西行、鴨長明、芭蕉、良寛、山頭火…。宗教学者として、日本人のさまざまな生と死に思いをめぐらせてきた著者が、みずからの経験を交えながら、第二の人生をどう充実させるかを考える。
目次
- 1 生老病死を見つめる(第二の人生を林住期と遊行期に分ける;一人で生きることの意味と価値 ほか)
- 2 「平成」の終わりに(二つの神話的物語とそれぞれの戦略;無常を受け入れてきた日本人の死生観 ほか)
- 3 天皇の「退位」を考える(退位表明に宿る「死と再生」の叡智;「退位」と文明化された「王殺し」 ほか)
- 4 司馬遼太郎の足音に耳を澄ます(街道を歩け、世界の街道を歩け;文明の「無常」ということ ほか)
「BOOKデータベース」 より