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印象派という革命

木村泰司著

(ちくま文庫, [き33-2])

筑摩書房, 2018.10

タイトル読み

インショウハ トイウ カクメイ

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注記

集英社2012.1刊の文庫化

参考文献リスト: 巻末

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

モネ、ドガ、ルノワール。日本人に人気の印象派の絵は、優しいイメージでとらえられがちです。しかし、じつは美術史に変容をもたらした革新的な芸術運動でした。作品の裏側には、近代社会の幕開けによって、人びとがはじめて味わうことになった孤独や堕落が隠されています。本書では、印象派の絵を合わせ鏡として、時代精神が近代にいかに向き合ったのかを読み解きます。図版資料100点以上収載。

目次

  • 序章 なぜ日本人は「印象派」が好きなのか
  • 第1章 フランス古典主義と美術アカデミーの流れ—フランス絵画の伝統はいかに作られたか?
  • 第2章 エドゥアール・マネ—モダン・ライフを描いた生粋のパリジャン
  • 第3章 クロード・モネ—色彩分割法を見いだした近代風景画の父
  • 第4章 ピエール=オーギュスト・ルノワール—見る人に夢を与え続けた肖像画の大家
  • 第5章 エドガー・ドガ—完璧なデッサンで人の動きを瞬間的に捉えた達人
  • 第6章 ベルト・モリゾ&メアリー・カサット—表現の自由を求めた二人の女性画家

「BOOKデータベース」 より

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