加藤周一はいかにして「加藤周一」となったか : 『羊の歌』を読みなおす
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書誌事項
加藤周一はいかにして「加藤周一」となったか : 『羊の歌』を読みなおす
岩波書店, 2018.10
- タイトル別名
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加藤周一はいかにして加藤周一となったか : 羊の歌を読みなおす
- タイトル読み
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カトウ シュウイチ ワ イカニシテ「カトウ シュウイチ」ト ナッタカ : 『ヒツジ ノ ウタ』オ ヨミナオス
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注記
加藤周一略年譜: p501-507
内容説明・目次
内容説明
『羊の歌』は、合理的な解釈や明晰な分析に定評があり、戦後日本を代表する知識人の半生記として読み継がれてきた。その言葉を見なおしてみようと、厖大なノートや著作を繰り、近親者などからの証言を求めた。秩序に対する美意識、父母との関係、孤独、高みの見物、戦争体験、日本文化史研究の契機…、今、ここに新しい加藤像が立ち現れる。
目次
- 第1部 『羊の歌』が語ること(西洋への眼を開く;科学者の方法と詩人の魂と平等思想と;全体的認識へ向かう;「高みの見物」の自覚と決意;優等生意識と反優等生意識;文学・芸術への目覚め;原点としての「戦中体験」(1)—満州事変から太平洋戦争へ;原点としての「戦中体験」(2)—敗戦を迎える)
- 第2部 『続羊の歌』を読みなおす(もうひとつの原点としての「敗戦体験」;「第二の出発」—フランス留学へ;ヒルダ・シュタインメッツとの出会い;帰国の決意と「第三の出発」;『羊の歌』に書かれなかったこと)
「BOOKデータベース」 より