聖遺物崇敬の心性史 : 西洋中世の聖性と造形

書誌事項

聖遺物崇敬の心性史 : 西洋中世の聖性と造形

秋山聰 [著]

(講談社学術文庫, [2528])

講談社, 2018.10

タイトル読み

セイイブツ スウケイ ノ シンセイシ : セイヨウ チュウセイ ノ セイセイ ト ゾウケイ

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注記

原本は2009年に講談社より刊行

参考文献: p264-302

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ中世、民衆は聖なるものが持つパワーに限りない憧憬を抱く。宝石や黄金よりも価値があり、病気を治癒し罪も清めるとされた聖遺物。聖人の遺体や遺灰、また身にまとったもの、手に触れたものは、教会の宝物となり民衆を惹きつける。救済と奇跡を求めたキリスト教社会の熱狂と、それら遺物の展観形態が芸術へと昇華される過程をたどる。

目次

  • 第1章 聖遺物の力
  • 第2章 トランスラティオ(聖遺物奉遷)と教会構造
  • 第3章 黄金のシュライン—聖遺物を納める容器
  • 第4章 聖遺物容器のさまざまな形態
  • 第5章 聖なる見世物—聖遺物/聖遺物容器の人々への呈示
  • 第6章 聖なるカタログ
  • 終章 聖性の転移

「BOOKデータベース」 より

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