差別の超克 : 原始仏教と法華経の人間観
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書誌事項
差別の超克 : 原始仏教と法華経の人間観
(講談社学術文庫, [2530])
講談社, 2018.10
- タイトル別名
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仏教のなかの男女観 : 原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想
- タイトル読み
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サベツ ノ チョウコク : ゲンシ ブッキョウ ト ホケキョウ ノ ニンゲンカン
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注記
参考文献: p441-451
「仏教のなかの男女観-原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想」(岩波書店 2004年刊)の改題, 再編集
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
女性は成仏できない(女人五障)、男性に変じて成仏できる(変成男子)とし、父・夫・子に従え(三従)と唱える仏教には「女性差別だ」と批判がある。しかし釈尊はそもそも、真理に目覚めた者、すなわちブッダには誰でもなれる、と説いたのではなかったか?サンスクリットの原典に立ち返り、仏教本来の「女性観」と、性差別を乗り越える道を解明する。
目次
- 「仏教とジェンダー」研究の略史
- 仏教の基本思想と女性の平等
- 原始仏典の溌刺とした女性たち
- ヒンドゥー社会の女性蔑視
- 部派分裂とともに加速する女性軽視
- 大乗仏教による女性の地位回復
- 「変成男子」の意味すること
- 常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等
- 「善男子・善女人」に見る男女平等
- 平等の根拠としての一仏乗〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より