書誌事項

トマス・アクィナス : 人と著作

J.‐P.トレル著 ; 保井亮人訳

(知泉学術叢書, 4)

知泉書館, 2018.10

タイトル別名

Initiation à saint Thomas d'Aquin. Sa personne et son œuvre

トマスアクィナス

タイトル読み

トマス アクィナス ヒト ト チョサク

大学図書館所蔵 件 / 62

この図書・雑誌をさがす

注記

文献表: p[651]-703

略年表: p[705]-710

内容説明・目次

内容説明

本書はトマス・アクィナス(1225‐74)の生涯と著作についての詳細で的確な紹介に加え独自の見解を展開した、世界で定評の画期的な概説書である。トマス研究者のみならず中世の思想や歴史など他分野の研究者にとっても、中世思想とその背景を知る上で必携の一書。著者はトマス作品の批判的校訂版であるレオニーナ版の編集経験を生かし、修道士、教師として活動したトマスの多岐にわたる著作を詳細に検討し、著作の背景や執筆年代、さらに正確な内容を分かりやすく説明しつつ貴重な情報を提供する。英、独、伊、西、葡などすでに7か国語に翻訳されており、本書は最新の改訂に基づく決定版である。

目次

  • 波乱に富んだ青年時代(1224/25‐45年)
  • アルベルトゥス・マグヌスの弟子(1245‐52年)
  • パリで教えた最初の年月(1252‐56年)
  • 聖書の教師(1256‐59年)
  • 托鉢修道会の弁護者
  • イタリアへの帰還—『対異教徒大全』
  • オルヴィエト滞在(1261‐65年)
  • ローマでの年月(1265‐68年)—『神学大全』への着手
  • ローマ時代の他の著作
  • 新たなパリ滞在—教義上の対決〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ