風俗絵師・光琳 : 国宝『松浦屏風』の作者像を探る

書誌事項

風俗絵師・光琳 : 国宝『松浦屏風』の作者像を探る

小田茂一著

青弓社, 2018.10

タイトル別名

風俗絵師光琳 : 国宝松浦屏風の作者像を探る

タイトル読み

フウゾク エシ・コウリン : コクホウ『マツラ ビョウブ』ノ サクシャゾウ オ サグル

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注記

参考文献: p164-165

内容説明・目次

内容説明

「風俗図」「美人図」の絵師としての視座から光琳に新しいアプローチを試み、これまで見逃されてきた光琳絵画の根幹を明らかにする。同時に、近世の主要作品としてはその由来の解明が進んでいない『松浦屏風』をめぐる未確定事項、とりわけ作者像について一つの推論を加える労作。

目次

  • 第1章 多様な図像表現を生んだ江戸文化
  • 第2章 『松浦屏風』の画面構成と絵画としての特質
  • 第3章 風俗図としての『松浦屏風』
  • 第4章 『松浦屏風』と元禄様式
  • 第5章 『松浦屏風』と光琳芸術の意匠の特徴
  • 第6章 『松浦屏風』と『燕子花図屏風』の近似性
  • 第7章 光琳作品と『松浦屏風』とのさまざまな共通点
  • 第8章 繊細な動勢によって拡張する光琳風空間
  • 第9章 『松浦屏風』の構成美と革新性
  • 第10章 『松浦屏風』と『誰が袖図屏風』との関連
  • 第11章 「小西家旧蔵資料」画稿から『誰が袖美人図屏風』の世界へ
  • 終章 京の伝統と光琳

「BOOKデータベース」 より

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