生きられる死 : 米国ホスピスの実践とそこに埋め込まれた死生観の民族誌
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生きられる死 : 米国ホスピスの実践とそこに埋め込まれた死生観の民族誌
三元社, 2018.9
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Note
文献表: p295-308
引用文献あり
序文に「本書は原著者の服部洋一氏が、東京大学に提出する博士論文として執筆中、2009年3月に急逝したことによって未完のままの残された原稿を、東京大学文化人類学研究室の学友たちが編集し、ここに1つの完成を見たもの」とあり
Description and Table of Contents
Description
文化人類学は、「我われ自身の死」について何を語ることができるのか?現代社会の死生観研究のフィールドを米国のホスピスケアの現場に見いだし、「その人らしい死」はいかに生成されるのか、本書はその理論的枠組みを提出した意欲作であり、自身も医療ソーシャルワーカーとして患者・家族・医療者と向き合いつつ紡ぎあげられた。がんと共に生きることがより身近になった今こそ読みたい一冊。
Table of Contents
- 第1部 「我われの死」の文化人類学を求めて(本書の前提と問題意識)
- 第2部 米国ホスピスにおけるフィールドワーク(米国におけるホスピス運動—フィールドワークの前提;米国ホスピスの素顔;医療用麻薬の活用—薬に埋め込まれた死生観;第5章 教育という解決—ホスピスケアにおける教えと学び)
- 第3部 実践の特性—死はいかに扱われるか(ホスピスが看るものと見ないもの;終末期ケアが構築する時間;終末期の文脈を形作る力 ほか)
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