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律令制と日本古代国家

小口雅史編

(同成社古代史選書, 30)

同成社, 2018.10

タイトル読み

リツリョウセイ ト ニホン コダイ コッカ

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内容説明・目次

内容説明

古代天皇制や官僚制、土地制度など律令制に関する論考を軸に、外交や日唐比較の視点も包含し日本古代国家論を追究する。斯界の第一線で活躍する研究者が集い現在の学界水準を示す。

目次

  • 1 日本古代の王権と外交(“東夷の小帝国”論と「任那」問題—倭国の対外関係史の再検討;古代王権と遺詔;天皇制を考える;延暦度遣唐使三題;一世源氏元服に関する試論;皇子女の五十日・百日の祝について)
  • 2 律令田制をめぐって(班田制と律令法;田令田長条に関する覚え書き;大宝田令六年一班条と初期班田制;田令集解従便近条の考察)
  • 3 律令制下の官僚制と地方(古代東国における七世紀後半から八世紀初頭における交易体制—湖西産須恵器の分布を中心に;文書の授受からみた天平五・六年における出雲国司の活動;弘仁六年給季禄儀における式兵両省総論をめぐって—律令制下宮司統制管見;平安時代中期の位禄制の評価をめぐる覚書)
  • 4 唐制と日本(唐医疾令断簡(大谷三三一七)の発見と日本医疾令—劉子凡「大谷文書唐“医疾令”・“喪葬令”残片研究」を受けて;文苑英華の判の背景となる唐令について)

「BOOKデータベース」 より

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