藤原彰子の文化圏と文学世界
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藤原彰子の文化圏と文学世界
武蔵野書院, 2018.10
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藤原彰子の文化圏と文学世界
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フジワラノ ショウシ ノ ブンカケン ト ブンガク セカイ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.23||Sa47110076902
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Note
編者のヨミは推定
Description and Table of Contents
Description
藤原彰子の文学活動・文化活動をあらためて考えなおそうという機運が高まっている。彰子やその周辺の人々がいかにこの文化圏を創造し、関わりをみせてきたのか。これまで貴重な提言を公にしてきた18名の錚々たる研究者が、この芳醇かつ難解な課題に多角的に挑む。
Table of Contents
- 『御堂関白集』の中宮彰子
- 『御堂関白記』における藤原彰子
- 女房たちを書きとどめる『紫式部日記』—「女房名」の政治性を超えて
- 敦成親王誕生時の「御物怪」記事—『紫式部日記』と『栄花物語』、各々の意図
- 『紫式部日記』の中宮彰子—女房集団との関係
- 『紫式部日記』の白の室礼描写—産養時の白綾屏風をめぐって
- 『紫式部日記』に描かれた彰子後宮—清少納言批判の水脈を辿って
- 忌まわしき“嵯峨”のトポス—『源氏物語』の作者紫式部にみる、ひそやかな反逆
- 六条御息所の弔問歌—さし置くという行為の意味するもの
- “美化”される藤原彰子像—『栄花物語』いはかげ巻における『源氏物語』賢木巻受容から
- 『栄花物語』と『紫式部日記』のあいだ—学習院本がひらく、「初花」巻の新たな読み
- 『栄花物語』正編、後宮運営に関わる者の系譜上における道長
- 『栄花物語』法成寺グループの文体形成—彰子文化圏における仮名散文の問題として
- 藤原頼通の文化世界領導認識—「高陽院行幸和歌」から「上東門院彰子菊合」へ
- 中宮彰子文化圏と『更級日記』
- 彰子女房文官の継承—郁芳門院安芸とその集を中心に
- 興福寺八重桜説話の展開と上東門院
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