伊藤仁斎の古義学 : 稿本からみた形成過程と構造

書誌事項

伊藤仁斎の古義学 : 稿本からみた形成過程と構造

丸谷晃一著

ぺりかん社, 2018.10

タイトル読み

イトウ ジンサイ ノ コギガク : コウホン カラ ミタ ケイセイ カテイ ト コウゾウ

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注記

丸谷晃一氏の経歴および研究業績: p344-347

内容説明・目次

内容説明

近世日本を代表する思想家・伊藤仁斎は、朱子学者として出発しながら、紆余曲折を経て朱子学批判に転じ、『論語』『孟子』と真摯に向き合うことで古義学という独自の学問を形成していった—それと同じように、長年にわたる地道な作業を通じて仁斎の稿本と真摯に向き合い、悪戦苦闘しつつ仁斎の思想形成過程を手探りで辿り直していった政治思想史研究者の畢生の仕事をまとめた渾身の遺稿集。

目次

  • 第1部 第一部解題(高山大毅)(伊藤仁斎における「同一性」批判の構造—人我相異論の形成過程;伊藤仁斎における「性善」論の構造;伊藤仁斎の「情」的道徳実践論の構造)
  • 第2部 第二部解題(高山大毅)(伊藤仁斎における「古義学」的方法の形成過程—『孟子古義』諸稿本における「至大至剛」の解釈をめぐって;伊藤仁斎『論語古義』里仁篇・“参乎”章の注釈の成立過程に関する考察—道徳論における「情」の構造;伊藤仁斎における「道」秩序の構造(1);伊藤仁斎における「道」秩序の構造(2)—「道」秩序と「野狐山鬼」)
  • 第3部 第三部解題(高山大毅)(伊藤仁斎の人間観—『孟子古義』諸稿本を中心にして;伊藤仁斎の人我相異論の成立過程—仁斎の人間観と道徳論をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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