イエの継承・ムラの存続 : 歴史的変化と連続性・創造
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イエの継承・ムラの存続 : 歴史的変化と連続性・創造
(年報村落社会研究 / 日本村落研究学会編, 第54集)
農山漁村文化協会, 2018.10
- タイトル別名
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The succession of Ie and continuance of Mura
イエの継承ムラの存続 : 歴史的変化と連続性創造
- タイトル読み
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イエ ノ ケイショウ・ムラ ノ ソンゾク : レキシテキ ヘンカ ト レンゾクセイ・ソウゾウ
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注記
その他のタイトルは巻末の英文抄録による
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
ムラは、景観としての家並みを表す集落や行政機構の末端の区や自治会ではなく、自立したイエが相互に取り結ぶ結合や連合の結節点である。だが、限界集落という言葉が投げかけた若者人口の流出と高齢化の問題は、特定農山村エリアだけでなく、地方社会全般に広がっており、日本農村の現実はもはやイエの継承によるムラの存続を自明視することができない地点にきている。「継承」に視点を据えてイエ・ムラの歴史的変容プロセスをあらためて問い直し、イエの継承・ムラの存続の条件を探る。
目次
- 序章 イエの継承・ムラの存続
- 第1章 「家の継承」を再考する
- 第2章 日本の「家」と鹿児島地域における分割相続—旧薩摩藩領における世帯の継承
- 第3章 ムラ消防組織の継承—宮城県東松島市東名地区の事例
- 第4章 東日本大震災と「イエの継承・ムラの存続」—宮城県本吉郡南三陸町戸倉波伝谷の場合
- 第5章 戦後開拓集落における農家と農地の継承—岡山県蒜山地域の事例
- 終章 継承の観点からみたイエとムラの射程—単独相続と分割相続の地域性と歴史性
「BOOKデータベース」 より