トラブゾンの猫 : 小田実との最後の旅
著者
書誌事項
トラブゾンの猫 : 小田実との最後の旅
岩波書店, 2018.10
- タイトル別名
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A stray cat in Trabzon : the last trip with Oda Makoto
- タイトル読み
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トラブゾン ノ ネコ : オダ マコト トノ サイゴ ノ タビ
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注記
猫の本棚: p149-150
内容説明・目次
内容説明
作家は終生、私のことを妻と呼ばず「人生の同行者」と呼んだ—並はずれた行動力で世界中を旅し、半世紀にわたり執筆活動を続けた小田実。アムステルダムからトルコの首都イスタンブールへ、チャナッカレを経てトロイ、アソス、そしてトラブゾンへ。やがて訪れる別れの前、「東のギリシャ」への旅を通して、作家の等身大の姿、思想の底流を伝える。
目次
- 永遠の旅路
- イスタンブールの迷い猫
- 旅は道づれ人は情け
- トロイと『イーリアス』と「三十センチの高さ」
- 昼下がりのエーゲ海
- アルキビアデス猫の憂うつ
- 玉砕
- アソスの神殿とイソップ猫
- デモス・クラトスよ!
- トラブゾンの猫
- 別れのレクイエム
- 至福と喪失
「BOOKデータベース」 より