文体のポリティクス : ウォルター・ペイターの闘争とその戦略
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書誌事項
文体のポリティクス : ウォルター・ペイターの闘争とその戦略
論創社, 2018.11
- タイトル別名
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文体のポリティクス : ウォルターペイターの闘争とその戦略
- タイトル読み
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ブンタイ ノ ポリティクス : ウォルター・ペイター ノ トウソウ ト ソノ センリャク
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注記
2011年に京都大学に提出した学位請求論文に加筆修正をほどこしたもの
参考文献: p280-289
内容説明・目次
内容説明
代表作『ルネサンス』刊行後、ペイターは保守派からさまざまな批判を受け、それに呼応するかのように独自の文体観を展開し先鋭化していく。文体とそれに直結する問題をめぐるペイターの闘争とその戦略を明らかにする。
目次
- 序論
- 第1章 闘争の場—保守派による批判
- 第2章 大学内部からの戯画と批判
- 第3章 ペイターの闘争と戦略
- 第4章 「結語」から『享楽主義者マリウス』へ—文体の戦略
- 第5章 「家のなかの子」(一八七八)—社会的自己像の修正
- 第6章 共感、論理、自制—後期ペイターにおける「男性性」の再規定
- 第7章 文体家の変貌
- 第8章 「エメラルド・アスウォート」(一八九二)—「非国民」の問い
- 補遺1 「文体論」再考—闘争の深層
- 補遺2 「ジョルジョーネ派」の批評言語
「BOOKデータベース」 より