もどってきた鏡
著者
書誌事項
もどってきた鏡
(フィクションの楽しみ)
水声社, 2018.10
- タイトル別名
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Le miroir qui revient
- タイトル読み
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モドッテ キタ カガミ
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内容説明・目次
内容説明
ヌーヴォーロマンの旗手であり、実験的な文学を世に出してきた作家による自伝でありながら、自らの作品について文学観を赤裸々に語る、ロブ=グリエ自身によるロブ=グリエ。幼少期の思い出から、デビュー作『消しゴム』執筆時、作家になってからの講演旅行まで、さまざまな自伝的回想と幻想的なフィクションの織り交ぜられた、知られざるロブ=グリエの世界!
目次
- 七年後の反復/コラントとはだれだったか?/彼は何しにわが家に来たのか?/八〇年代の反‐知性的な反動
- 自分について語る/理論はすり減り、硬直する/作者という概念
- なぜ私は書くのか?/私はここで一つの冒険に身を投じる
- オー=ジュラ対大洋/海の悪夢/ブルターニュでの子供時代
- ガッサンディ通りの夜の亡霊
- 小説と自伝/断片にケリをつける/不可能な物語/テクストの操作子
- これは虚構だ/恐怖/『インド物語集』とブルターニュの伝説/慣れ親しんだ幽霊たちの存在
- コラントとトリスタン/小説の登場人物たちもまたさまよえる魂であり、そこに彼らの非現実性が生じる
- コラントが私の父を訪ねる/「黒の館」/夜の音/岩石からする鈍い音
- ケランゴフの家と地下の石油タンク/祖父カニュ/イメージとかけら(カラス)/物語を作り上げる
- 歴史的過去と死/サルトルと自由/新しい小説—この瞬間、内なる闘争〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より