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歌神と古今伝受

鶴﨑裕雄, 小高道子編著

和泉書院, 2018.10

タイトル読み

カシン ト コキン デンジュ

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注記

編著者「小高」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

内容説明・目次

内容説明

平成28年12月、住吉大社において玉津島神社協賛のもと、シンポジウム「歌神と古今伝受」が開催された。これを契機にして、歌神と歌道について種々の視点からの論考を集めたのが本書である。内容は、歌神に対する信仰と歌道(和歌両神・和歌三神・古今伝受・奉納和歌)、歌神と地域との関り(紀州の青石・中世都市堺・蟻通神社)、猪苗代家の古今伝受など多岐にわたる。歌神の加護のもとに継承された歌道についての、新たな視点による学際的研究成果である。

目次

  • 歌神(住吉神が「歌神」になる時;衣通姫と玉津島神社—歌神伝承の形成と津守氏;住吉玉津島社と紀州青石 付 荘厳浄土寺蔵『宝暦二年住吉玉津島社奉納和歌』(翻刻);和歌三神柿本人麿と「柿本神社(島根県益田市)」;江戸時代前期における歌人たちの人麻呂意識—和歌三神奉納和歌からの考察)
  • 歌神の周辺(住之江から和歌浦へ—歌神と古今伝受の土壌;海神から歌神へ—住吉・堺・和歌の浦;衣通姫・茅淳宮伝承の形成—伝承・地誌・歌神;能「蟻通」と穴通し—「目に見えぬ鬼神」(『古今和歌集』序)をめぐって)
  • 奉納和歌(古今伝受から御所伝受へ—歌神と古今伝受後奉納和歌;三藐院近衛信尹詠「住吉法楽一夜百首」のこと;後桜町天皇御製「御法薬五十首和歌」(住吉大社蔵)をめぐって)
  • 古今伝受(「堺伝授」のふるさと「堺」をめぐって;近世歌学書のなかの「古今伝受」;猪苗代家の古今伝授—京都府立山城郷土資料館寄託資料を中心に;翻刻・京都府立山城郷土資料館辻井家寄託猪苗代家古今伝授関係資料)

「BOOKデータベース」 より

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