神学提要
著者
書誌事項
神学提要
(知泉学術叢書, 5)
知泉書館, 2018.10
- タイトル別名
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Opuscula theologica
- タイトル読み
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シンガク テイヨウ
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注記
翻訳底本: Compendium Theologiae ad fratrem Reginaldum socium suum carissimum, in: Opuscula Theologica, vol. l, Marietti 1954
第2刷 (2018.11) のページ数: xxiii, 496p (解説: p[471]-479)
内容説明・目次
内容説明
丁寧な翻訳と詳細な訳注。トマス・アクィナス(1225‐74)の死によって未完に終わった書の本邦初訳。アウグスティヌス『エンキリディオン』にならい無限の神が発する聖書に込められた多くの教えを、簡潔に要約して広く人々に語ることにより、神とは何か、希望と愛とは何かを語ろうとしたが、希望について語るなかで中断。246章にも及ぶ主題を通して、「信仰について」詳細な説明を与えた。
目次
- 第1部 信仰について(三一なる神、およびその業について(信仰について語るべきことの順序;神とは何か;神が動かすことのできないものであること ほか);キリストの人性について(キリストの人性への信仰について;最初の人間に与えられた掟と最初の状態での彼“人間”の完全さについて;かの完全な状態が原初の正義と名付けられたことと人間が置かれた場所について ほか))
- 第2部 希望について(キリスト者の生の完成には希望の徳が不可欠であるのは、希望そのものによっておのずから明らかであること;人間たちに、神に望むものを得るための祈りが知らされているのは適切だったこと、および神への祈りと人間への祈りの違いについて;我々に祈りの形式がキリストから伝えられたのは、希望の総仕上げとして適切だったこと ほか)
「BOOKデータベース」 より