書誌事項

日中戦争 : 決定版

波多野澄雄 [ほか] 著

(新潮新書, 788)

新潮社, 2018.11

タイトル別名

決定版日中戦争

タイトル読み

ニッチュウ センソウ : ケッテイバン

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注記

その他の著者: 戸部良一, 松元崇, 庄司潤一郎, 川島真

日中戦争関連年表: p276-280

参考文献: p281-287

内容説明・目次

内容説明

日中戦争は近代日本の対外戦争の中で最も長く、全体の犠牲者の数は日米戦争を凌駕する。なぜ、開戦当初は誰も長期化するとは予想せず、「なんとなく」始まった戦争が、結果的に「ずるずると」日本を泥沼に引き込んでしまったのか。輪郭のはっきりしない「あの戦争」の全体像に、政治、外交、軍事、財政などさまざまな面から多角的に迫る。現代最高の歴史家たちが最新の知見に基づいて記す、日中戦争研究の決定版。最新の知見で描き出す「失敗の本質」。

目次

  • はじめに 日中歴史共同研究から一〇年
  • 第1部 戦争の発起と展開(日中戦争への道程;日中戦争の発端;上海戦と南京事件;南京/重慶国民政府の抗日戦争)
  • 第2部 戦争の広がり(第二次上海事変と国際メディア;「傀儡」政権とは何か—汪精衛政権を中心に;経済財政面から見た日中戦争)
  • 第3部 戦争の収拾(日中戦争と日米交渉—事変の「解決」とは?;カイロ宣言と戦後構想;終戦と日中戦争の収拾)

「BOOKデータベース」 より

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