朝毎読 : 蜂飼耳書評集
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朝毎読 : 蜂飼耳書評集
青土社, 2018.11
- タイトル読み
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チョウマイヨミ : ハチカイ ミミ ショヒョウシュウ
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内容説明・目次
内容説明
本と出会う。思いがけず残る言葉。その蓄積がいまをつくっていると、ふと気づく。静かに、ときにユーモアや驚きを感じ紡がれた言葉。書評は本と人を繋いでいく。読書が私のいまをつくる。初の書評集。
目次
- 渦巻模様にみる世界の生命循環—鶴岡真弓『ケルトの想像力—歴史・神話・芸術』青土社
- 理不尽な出来事いかに慈しむか—アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』小野正嗣訳、新潮社
- 読書で生まれる時空越えた共鳴—森内俊雄『道の向こうの道』新潮社
- “戻し訳”に響く新しい音色—紫式部、アーサー・ウェイリー訳『源氏物語 A・ウェイリー版1』毬矢まりえ、森山恵訳、左右社
- 積み重なるおかしさ恐ろしさ—田辺青蛙『人魚の石』徳間書店
- 図像から考える受容史の可能性—及川智早『日本神話はいかに描かれてきたか—近代国家が求めたイメージ』新潮社
- 心ある出版の姿を伝える—涸沢純平『遅れ時計の詩人—編集工房ノア著者追悼記』編集工房ノア
- 編集という行為、果敢な挑戦—松岡正剛『擬MODOKI—「世」あるいは別様の可能性』春秋社
- 社会的記憶の構築と継承—カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理—記憶の人類学』水野千依訳、白水社
- 日本語の「歌」、実作者の目から—佐々木幹郎『中原中也—沈黙の音楽』岩波書店〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より