近代日本の思想をさぐる : 研究のための15の視角
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近代日本の思想をさぐる : 研究のための15の視角
吉川弘文館, 2018.12
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キンダイ ニホン ノ シソウ オ サグル : ケンキュウ ノ タメ ノ 15 ノ シカク
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
121.6||N39110078062
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参考文献: 各講末
Contents of Works
- 結社 : 益進会と大正地方青年 / 水谷悟 [執筆]
- 家族 : 長善館と鈴木家 / 田中友香理 [執筆]
- 地域 : 思想史の場としての佐渡 / 大庭大輝 [執筆]
- 学校 : 東京専門学校と「早稲田精神」 / 真辺将之 [執筆]
- 留学 : 漱石門下安倍能成の洋行 / 青木一平 [執筆]
- 新聞 : 『大阪朝日新聞』と高橋健三 / 中川未来 [執筆]
- 公文書 : 外務省記録にみる「協調主義」のゆくえ / 熊本史雄 [執筆]
- 教科書 : 歴史教科書の思想史 / 竹田進吾 [執筆]
- 書物 : 明治国学者の蔵書形成 / 大沼宜規 [執筆]
- 雑誌 : 大正期の『日本及日本人』と三宅雪嶺 / 中野目徹 [執筆]
- 文献学 : 村岡典嗣と日本思想史学 / 高橋禎雄 [執筆]
- 概念 : 明治期における「社会」概念 / 木村直恵 [執筆]
- アジア : アジアの中の人文学 / 笹沼俊暁 [執筆]
- 読者 : 「誌友交際」の思想世界 / 長尾宗典 [執筆]
- 翻訳 : Nationalityをめぐって / 中野目徹 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
時の経過とともにある人々の意識や心理は、何によって形作られるのか。近代日本を思想史として研究する方法を、空間・媒体・手法の三つの視座から模索。素材史料を吟味し、思想史の方法をめぐる議論に一石を投じる。
Table of Contents
- 1 “空間”—思想を生みだす場(結社—益進会と大正地方青年;家族—長善館と鈴木家;地域—思想史の場としての佐渡 ほか)
- 2 “媒体”—思想を伝える素材(新聞—『大阪朝日新聞』と高橋健三;公文書—外務省記録からみる「協調主義」のゆくえ;教科書—歴史教科書の思想史 ほか)
- 3 “手法”—思想を分析する枠組み(文献学—村岡典嗣と日本思想史学;概念—明治期における「社会」概念;アジア—アジアの中の人文学 ほか)
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